【50代初心者】HSK4級合格に必要な勉強時間は?焦らず時間をかけて進もう!

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こんにちは!ゆるチャイです。

HSK4級は50代初心者が独学でも合格できましたよ!という記事を書きました。

わたしの中国語はまだまだ発展途上かつ、亀の歩みで進んでいます。
そのため、学習ブログでよく見かける「3か月で4級合格!」といった、短時間で一気に合格!という進め方はしていません。

HSK合格が目標ではなく、中国語を身に着けたいという目標があるためです。
(その割にはリスニングがダメダメなのは置いておくとして)

HSK4級は、3級よりも時間をかけています。

4級合格までに必要な時間と、50代初心者がかけた学習時間について、わたしの体験をもとに書いていきます!
記憶力は激落ちくんなので、焦らず繰り返して身に着けていくことを心掛けました。

これから4級を目指すあなたの、参考になるとうれしいです。

目次

HSK4級のレベル

あくまでもわたしの体感ですが、3級と比較してレベルが1段上がった印象のある4級。
レベルとてはどの程度なのでしょうか。簡単に説明します。

HSK公式サイトの説明を引用します。これによると、かなり高いレベルのコミュニケーションが可能と読み取れますね。

HSK4級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められます。

引用:HSK公式サイト

このブログのいろいろな記事でも書いていますが、HSK4級合格後に台湾に旅行に行きました。ところが、簡単な会話すらおぼつかなかったという事実があります。

実際に話すこととテストは違うとはいえ、公式が求めているレベルとはかなり程遠いよなあ、ということを改めて痛感します。

実際テストを受けて感じたのが、HSK4級は覚える表現が幅広くなるため、特にリスニング問題の会話内容のボリュームが多くなったということ。

4級レベルの表現をしっかり身に着け、場面場面で使いこなせるようになれれば、公式サイトが基準とするレベルに達したと判断してもよさそう。

テストに1回合格しただけでは、とても身についたとは言えません。


語学は継続、とよく言ったものです。

日々少しの時間でも繰り返して積み上げていかないと、身体にしみこんでいかないんですよね。

記憶力が落ちる50代、とにかく諦めずに繰り返すことが大事ですね。

☆毎日の学習にはアプリが最適!4級をしっかり学びたい場合はSuperChineseが個人的におすすめです!

公式の目安はおよそ180時間

HSK4級レベルの学習時間はどのくらいなのでしょうか。またまた、公式サイトから引用しますね。

1200語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安とされています。

引用:HSK公式サイト

大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安となっています。


つまり、第二外国語で中国語を選択し、それらを2年間しっかり学習したレベルとも言い換えられます。

さらっと書いてありますが、そこそこの時間ですよね。

大学の授業時間は1コマ90分です。経験上、第二外国語の履修時間は週2コマ(180分=3時間)。

年間の履修期間を30週として、それが2年なので60週となります。


やや乱暴ですが、計算すると以下。

60(週)×3時間=180時間

180時間、結構な時間です。
1日1時間を180日とすると、半年ですね。

1日1時間が厳しい日もあるでしょうから、多めに見積もって8~9か月程度あればいける計算になります。
もちろん、それより短くても合格できる方もいるでしょう。

わたし自身は9か月かけており、日数は多めに取りました。

50代初心者の学習時間はおよそ170時間!

それでは、50代中国語初心者のわたしの体験をもとに、どのくらいの時間で合格したかを書いていきましょう。

3級までは、まあまあ順調に学習を進めていました。実際、学習開始約4か月で合格しています。

2023年7月に3級を受験し合格したあと、10月か11月に4級を受けようと計画していました。

ところがところが、仕事が激務になったこと、3級合格後に若干燃え尽きたこともあり、1日1時間の学習時間の確保が難しくなっていきました・・。


当時、パワハラ気味の方と仕事をしていて、時折攻撃もされていたため色々削られていた時期という事情もあります。

とまあこれらは言い訳です。1日15分の時間は確保していましたが、それ以上は(やる気が出ずに)放棄してしまっていたというのが本当のところです。

そして、そんな状態が11月くらいまで続きました。

とはいえ年内合格を目指すのが目標。このままではいけない!と11月に気合を入れなおし学習開始。
ひとまず単語とトレーニングブックを片付ける!と1日の中に学習時間を組み込みました。

3級合格までは120時間をかけています。そのあと燃え尽きてしまい、勉強時間が15分の日々が約2か月半続きました。(15分×75日=18時間)

気合を入れ直してからは、1日1時間を約1か月確保、30時間以上をかけることができました!

大まかですが、4級合格までの学習時間はこんな計算となります!

120時間(3級合格までの時間)+18時間+30時間+α=だいたい170時間

おおむね、公式の目安と同じくらいといってもいいでしょう。

中国語を学習していてつくづく思うのが、集中した時間とそうでない時間は、学習の質量が違うということです。
わたしは時間こそかけましたが、おそらく集中した時間は少ないように感じています。

☆トレーニングブックを使った学習方法は以下記事をご参考ください。

目標は8割合格、現実は・・。

集中した時間が少なかったと感じるのは、目標を達成することができなかったから、というのが大きいです。
目標は8割(240点)での合格でした。

ところが、ふたを開けたら7割強。まったく、届きませんでした。

これは自分自身の学習方法の限界と、効率的に学習できていなかったこと、集中力の低下が原因と感じています。
わたしの話ですが、学習内容が難しくなるとどうやら逃げの姿勢になるのか、めんどくさくなって集中力が続かなくなるんですよね。これは、自分自身の課題だと思っております。

今後、HSK5級に向けた反省材料ですね。
諸事情により、5級受験がもっと先になりそうなので、今は4級の復習をして地固め中です!

まとめ

反省が多い4級受験と合格です。それでも、50代初心者が忙しい日常の合間を縫って、170時間をかけて合格することができました。

中国語の学習を始めた頃は、4級なんてすごいレベルが高いことだと思っていました。

それでもゆっくり歩みを進めていくことで、(不本意な結果ながらも)4級レベルまで到達することができたのです。

自分自身の課題や隙間時間の使い方、使う教材などなど、見直すべき点が多数見つかったことが大きな収穫だったな、とも思いました。

ペースは落としていますが、まだまだ中国語学習は続けています。
HSKの最終目標は6級です。

これからがもう1段踏み込んだ学習が必要となっていきますが、50代がどこまで頑張れるかを示していければいいなと思っております!同世代のみなさん、頑張ってまいりましょう☆

それではまた!

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