50代からの中国語独学1年!台北旅行で中国語はどのくらい話せたのか?

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まったくの初心者から中国語を独学して1年。

ちょうどのそのタイミングで台北へ旅行しました。

HSK4級も合格したし、中国語力がどの程度あるか実体験するいい機会!
ということで、現地ではなるべく中国語を使ってみることに。

勉強の成果はどうだったのでしょうか!?

目次

さっそく結論:「テスト」と「話す」は別次元

もったいぶる話でもないので、結論から。

タイトルの通り、テストと話すことは別次元でした。

よく聞く話で「実際の会話は早口でついていけない」「テストのリスニングとは違い、全く聞き取れなかった」という、「できると思っていたけど歯が立たず落ち込んだ」というものがあります。

まさしくそれを体験、話す力が皆無に近いことを実感。

オンラインレッスンなど実際話すことを取り入れた学習をしておらず、アプリや本を使っての独学をしていることもあり、「そりゃそうだよな」と妙に納得。

この経験のおかげで、今後、学習に何を取り入れたらよいかがはっきりしました。

HSK4級のレベルはどのくらい?

わたしの現在のレベルはHSK4級です。(まだまだ発展途上)

公式サイトからの抜粋ですが、見た目のレベルはなかなかのものと言えます。

HSK4級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションをすることができ、中国語を母語とする者と流ちょうに話すことができる」ことが求められます。

出典:HSK公式サイト

これだけ見ると、4級合格者=中国語話せる人 という扱いになりますよねぇ。
実際はというと(すくなくともわたしは)、そんなことはまったくありません。

流ちょうな会話なぞ夢のまた夢、日本人とわかると先方が気を利かせて、片言で日本語を話してくれ、そのご厚意に甘える始末。

人によってレベル差はあると思いますが、書かれているようなレベルとは程遠いというのが実情です。

ただし、HSK4級レベルの単語力や文章読解力(および作文力)がしっかり身についたうえで会話力をつけられれば、中国語でのコミュニケーションは流暢にできそうです。(目指したいですね!)

実際の中国語体験

というわけで、どのくらいポンコツだったか、実際の中国語体験を書いていきます!

カタコトでも中国語を使うというのは、50代の脳にとってとてもいい体験でしたが、もう少し何かできただろうとも思います。

これは次回の旅行への課題ですね!

到着後すぐ訪れたサニーヒルズ

台北松山空港に到着した後、コインロッカーに荷物を預け、サニーヒルズまで行くことに。


サニーヒルズまではまあまあ遠いので、いつもはタクシーに乗っていくことが多いです。が、今回は機内食でおなかがいっぱいでしたので、腹ごなしがてら歩いて行くことにしました。

道のりを思い出し、20分ほど歩いてサニーヒルズに到着。


入り口にお姉さんが立っていて、「試食か買い物か」的なことを聞いてきました。ああとても早口。

「的な」という書きかたからして、この程度しか聞き取れていません。


しかも、何度も来ているサニーヒルズ。だいたいいうことが想像つくのにこのレベル。

ここでひるんではいけないと「我想試試」となんとか返すと、お姉さんがにっこり笑顔で席に案内してくれました。

カタコトでも通じるとうれしい気持ちになります。こういう体験は大事ですね!

試食後、お土産を購入すべく買い物エリアへ。
注文を受けてくれるお姉さんに「これとこれが欲しい」と商品を指しつつ中国語で伝えたところ、「あなた中国人?日本人?」と(中国語で)聞いてきました。「日本人」と答えると、何やら注文用紙に〇をつけています。

レジの支払いの際、スムーズに進むようどこの国の人か判別しているようでした。

というわけで、レジでは日本語で完了。
そのあと、お手洗いの場所を聞きましたが、この短い時間だけでも「会話力のなさ」を痛感しました。

地下鉄や台鉄

電車のアナウンスは、音声がクリアなうえゆっくりですし、いうことが想像つくこともあり結構聞き取れました。

アナウンスを聞きながら駅名の発音を確認したりと、ただ電車に乗っているだけでも発見があり楽しかったです。

語学を勉強していると、旅先の一つ一つが小さい体験になりますよね。

ちなみに地下鉄は日本語でもアナウンスがありました(駅名だけですが)。
以前もあったかどうかはわかりませんが、それだけたくさんの日本人が来ているんだなと感じました。

台鉄は地下鉄とは違い、少し難易度が上がるように思います。
駅構内の雰囲気も少し違いますしね。

ちなみにその日は電車が遅延しており、わたしを含めたくさんの人が途方に暮れていました。

その日は少し郊外に行くため各駅に乗りたかったのですが、何番線に行けばいいかわからなくなり駅員さんに聞くことに。

窓口に行き「ここに行きたい、何番線?」←超カタコト と聞いたところ、早口の中国語が!!!何を言っているかさっぱりわからず戸惑った顔をしていたら、英語で返してくれました。(おかげで無事目的地にたどり着けました・・駅員さんありがとう・・)

ホテルやレストラン、お店

ホテルに到着し日本のパスポートを見せたところ、フロントの方はすべて英語で対応してくれました。

そんな感じでしたので、ホテルでは中国語を使う機会はほぼなかったです。

ただ、朝食のときにいた少しご年配のスタッフの方は、中国語で「朝食券出して」「これはみんなおいしい」といったことを割とマシンガン気味に話してきました。

少しだけ聞き取れたのですが、会話は成立せず。わたしのコミュニケーション能力が低いことも相まって、なかなか交流が取れないなあと感じました。

旅行中は何回かカフェに行ったり、夜市やお店に入ったりしたのですが、指さしやカタコトで注文が成立するため(しかも日本語メニューありましたし・・)困ることはなかったのですが、ふと言われたことが理解できず中国語力の低さを改めて実感していました。

勇気を出して口にする大切さ

旅行自体は楽しく、あっという間に帰る日になりました。

そこで思ったのが「なんでもいいから口に出す勇気が必要だったな」ということです。
文章で話すことも大切なのですが、単語ででもいいので何かしら(中国語を)口に出すことで、会話力は少しづつ鍛えられるはず。

語学は筋トレみたいなもので、少しずつ負荷をかけていくのが大事なのでしょうね。

それにいくら頭であれこれ考えても、口に出さなければ当然何も起こりません。

まずは臆せず口に出すこと、これをもっと意識すればよかったと反省。

これは次の課題として取っておきます!

こんなポンコツぶりでしたが、単語でも聞き取れたものがあったことは、勉強した甲斐があったと思います。


袋子が聞き取れたり、都好吃の都が聞き取れたり、ちょっぴりだけ成長を感じることができました。

中国語体験を積むのに、オンラインレッスン活用を検討中!

今回の旅行で「話せるようになりたい」という目標を改めて思い出しました。

アプリや本で少しずつ勉強を続けているわけですが、それだけでは話せる力までは身に付きません。

少しでもいいので、ネイティブと話す機会を作ることも大切と痛感しました。

それに独学だと、発音矯正ができません。アプリの場合はAIが判定してくれるものもあり、自分の傾向を掴むことはできますが、矯正までは難しいですよね。

中国語体験を積むことや発音矯正もかねて、今後はオンラインレッスンを取り入れようと考えています。

無料体験ができるところがたくさんあるので、いくつか受けてみて、どこが自分に合いそうか試してみます!

オンライン中国語の無料体験について、下調べをしてみました!


費用はあまりかけられませんが、学習内容やサービスに納得ができたら、予算オーバーでも継続を検討してみる予定です。

体験したら、どんな感じだったか、50代でも問題なくできそうかなどなど、(主観的ではありますが)レポートしていきますので参考にしてください!

まとめ

50代から中国語独学1年。実際の中国語力はよちよち歩きもできていないレベルでした。

それ以前に、ビビりな性格も相まって、勇気を出せない場面が多かったなあと思います。

それでも聞き取れる単語が増えていたり、片言でも通じる体験ができたのは素直にうれしいです。

それに、中国語を学んでいることで、単なるアナウンスや看板すべてが「生きた中国語」となります。歩いていてるだけでも、小さく発見があり退屈しませんでした。

自分の中で宿題がたくさんできましたし、オンラインレッスンへの意欲もわいてきました!
ゆっくりですが、着実に力をつけていければいいなと思います。

この体験が何かの参考になるとうれしいです!

それでは!

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