【HSK4級】50代初心者のトレーニングブック読解・作文編を使った学習方法は?

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こんにちは、ゆるチャイです。

HSK4級を独学で(なんとか)合格しました。実際学習を進めて思ったのが「覚えることが多い!!!」ということです。

単純に単語数が増えるだけではなく、接続詞などが「どんっ!!!」と山盛りの大皿が置かれるように増えていきます。
その量を見て50代で記憶力が~、と覚えられない原因を年齢のせいにしたところで試験日は容赦なくやってくるわけで・・。

☆4級試験対策については以下の記事もご参考ください!

それならばと、せっかく買ったトレーニングブックをしっかり活用しようじゃないかと、取り組むことにしました。

トレーンニングブックは単語、読解・作文問題編、リスニング編と3種類あります。
うち、わたしが活用したのは読解・作文問題編です。

50代初心者のトレーニングブックを使った学習方法について、簡単に書いていきます。
どう活用していいかわからない!という場合の参考にしてください!

目次

トレーニングブックは3種類

実際に購入したトレーニングブックは3種類。
単語編と、読解・作文編とリスニング編です。購入を考えている方もいらっしゃるかもしれませんので、参考までに簡単にどんなものか紹介しますね!

単語編

4級までは1~4級までの単語が網羅されています。そのため、既に覚えたものもちらほら。
音声ダウンロードができるので、通勤時間中に聞きつつテキストを眺めていました。

ワンポイントとして類似単語は解説があり、単語に関連する情報が書かれていて、なかなかの親切設計。

類似表現が多いため、迷ったときにパラパラめくって調べるという使い方をしていました。

読解・作文問題編

単語からスタートし、文法、長文読解まで網羅。
この1冊で、リスニング以外の対策ができる仕様になっています。

4級から覚えるべき単語の量がどかん!と増えていきます。
読解・作文問題編を中心に据えて、単語トレーニングブックを辞書的に使っていました。

このトレーニングブックを最初からコツコツ進めていけば、1冊終える頃には頻出単語は頭にしっかり入りますよ。

文法は細かい解説があるので、読む→問題を解くことで、頭に叩き込んでいけます。

途中作文を挟んで最後の仕上げは長文読解という流れです。

練習問題は約400問、模擬試験2回付なので、本番を想定した学習も可能です!
単語や長文問題は音声ダウンロードが可能です。

リスニング問題編

リスニングが大の苦手!という方は多いと思います。
わたしもその中のひとり。4級試験時、対策を練ろう!と思い購入したもののしっかりやり切れていなかったのがリスニング問題編。

しっかりやっておけばもう少し高得点を望めたよなあ・・と後悔しきりです。

内容としては、語彙力、スピード、言語習慣の相違の3つの障害を取り除くべく、

  • 毎日、35の単語+10の常用表現+関連表現で語彙力を獲得
  • ナチュラルスピードで中国語の音に素早く反応できるよう脳を慣れさせる
  • 言語習慣の相違を表すコミュニケーション場面から中国語の表現の特徴を知る

これら3つの要素を毎日のトレーニングに取り入れたものです。

実際使ってみた感想は、慣れないのでとにかく疲れる!ということです。
単語だけでわたしはほぼギブアップ。1日30分の触れ込みですが、それ以上の時間がかかりました。

こちらも練習問題は400問、模擬試験は1回分ついています。音声ダウンロード可能です!

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読解・作文問題編の使い方

わたしが主に活用したのは読解・作文問題編。試験の前は、トレーニングブックに加えて過去問も実施。

印象としては、まあまあハードな1冊というものでしたので、しっかりやりこめば読解・作文の実力はぐん、とアップしていくはずです!

単語は単語トレーニングブックと並行する

単語については、先に紹介した単語トレーニングブックと並行しています。
読解・作文編だけでも単語はある程度覚えられるのですが、単語だけの問題は多くないため、単語の方もあった方がいいかなというのが正直なところ。

単語トレーニングブックはざっと見て問題を解くという使い方をし、あとは読解・作文編の補助として使いました。

例えば、問題を解いてわからない単語に出会う→単語トレーニングブックで調べる といった使い方です。

単語に関しては、アプリと並行してもよさそうです!

SuperChineseであれば、4級もしっかり学習できます。音読しながらであれば、定着率も高いのではと感じてします。

並べ替え問題は難易度高め

読解・作文問題編は文法(Step2)が非常によくまとまっています。

ここの部分を読むだけでも買った価値があったと思いました。

4級は、これまで積み重ねてきた文法知識の総確認。それを試す並べ替え問題があるわけですが、この問題と解説が充実しています。

実際解いてみましたが、最初は半分もできません。ただ、難易度は少々高めのよう。
この問題を解いたあとに過去問題を解くと、過去問が少し簡単に思えたからです。

解答だけではなく解説もきちんと書いてあるため、どこを間違えてたかがわかるのでとてもありがたい!
並べ替え問題だけは2回解き、間違えたところは解答の解説と該当する文法の解説を再度読むことを繰り返しました。

とにかく覚えることが多く、50代の脳みそは効率的すぎるのか覚えた先から忘れてしまうので、解説は何度も目を通しています。

並べ替え問題をこなしたあとは、読解問題が比較的難なくできますよ。

一通りこなした上で過去問に取り組む

まずはこのトレーニングブックを一通りこなし、その上で過去問題に取り組みました。

先に述べたとおり、並べ替え問題の難易度が高めに設定してあるせいか、過去問題はやや易しく感じています。

作文に関しても、少し難易度が高いのか、過去問題の方が優しく感じられました。
語彙知識と文法知識をしっかり身に着けるようできているため、語順と文法部分を重点的に学習する大切さを感じました。

インデックスをつけて辞書的に使う

覚えるには繰り返しが一番。

とくに、語順と文法の部分は細かい表現が山ほど出てきます。
当然、1回見ただけでは覚えることはできないため、繰り返し読むことが大切になります。


この本の唯一の欠点は、逆引き(単語などからどのページにあるかを調べる)ができないこと。
膨大な量なので、無理な話ではありますが・・。

というわけで、使う側が工夫するしかありません!

どこに何が記載されているかがわかるよう、インデックスを付けました。
問題を解いたり、アプリを使っている際も「これは何だっけ?」と思った時にすぐに調べられるので、とても便利です。

アプリ学習の補助としても使える

いまはSuperChineseを中心として学習を続けています。5級を目指しているのにいまだに4級の学習をしているわけですが・・。

それはさておき、「文法解説がもう少しほしい!」というときや、アプリで類似表現が出てきて「あの表現を調べたい」と思ったときに、補助的に使うこともできます。

問題を解き終わったから終わり、ではなくずっと使えるので、とても良い買い物をしたなあと思っています!

まとめ

HSK4級は3級以上に覚えることが増えていきます。
これまで積み重ねてきたことの総確認が4級で、中級より上の入り口という位置づけと考えると、覚えることが多くて当然だな、とも思えます。

さすがに過去問とアプリだけでは歯が立たないため、トレーニングブックも活用することにしましたが、大正解でした。

文法・読解編を進めて土台が固まったと感じています。
4級試験対策の参考書に迷ったら、ぜひ検討してみてくださいね。

それではまた!

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