50代スタートでも遅くない!中国語初心者の苦しくない独学5つのコツは?

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こんにちは!ゆるチャイです。

学びは一生、始めたいと思ったいまが一番若い!

というわけで、50代からスタートさせた中国語学習。
台湾好きだし、漢字だしきっとすぐに上達するはず♪

・・などと思っていましたが甘かった。

  • 年々低下する記憶力
  • 四声という難所
  • 見慣れぬ簡字体
  • 続かない気力体力
  • 飽きっぽさに拍車がかかる
  • 諦めの早さも拍車がかかる
  • 何かと忙しい(家庭も仕事も)
  • 手元がよく見えない(老眼)

50代は学習意欲以外に物理的(肉体的)なハードルがいくつもあるのです。

こんな50代初心者でも1年以上コツコツ独学を続け、HSK4級も合格できました。
まだまだ発展途上の50代の中国語。

学習は継続第一。

わたしの学習経験から、50代初心者が無理なく学習を続ける以下「5つのコツ」を伝授します!

  • 少し先の目標を立てる
  • アプリを活用する
  • ノートは雑でOK
  • やる気をアテにせず習慣化する
  • 人と比べない

それぞれ、説明していきますね!

目次

コツその1:少し先の目標を立てる

これ、とてもだいじです。

かつて「英語が話せるようになりたい!」と勉強を始めては挫折、再開しては挫折、と挫折の道を歩いてきました。
挫折と諦めに関しては玄人レベルかもしれません。

その原因を自分なりに考えたところ、語学をモノにした後の目標がなかったことに気付きました。

語学が身につくまでの道のりは長く、平たんではありません。
そのため、ただ単に話せるようになりたい!だけだと結構簡単に挫折します(少なくともわたしはそうでした)。

独学の場合、途中で辞めようが長いおさぼりがあろうが、だれにも咎められません。
途中で投げてしまった・・という苦い思い出と挫折の記録がまた一つ増えるだけです。

そうならないためにも、少し先の目標を立てておくことがとっても大事。

それが、くじけそうになったときに引き戻す役割を果たしてくれるからです。

50代からはじめた中国語の学習が1年以上続いているのは、「身についたあとの目標」があるからだと思います。


今日はいいかなあ・・と魔が差しそうになっても、目標を思い出し「5分でいいからやろう」という気持ちになれるのです。

台湾でワーケーションをしたい、長期滞在したい
現地の人とコミュニケーションを取りたい、なんなら友達になりたい!
中国語で書かれた本を読めるようになりたい

などなど、なんでもいいので目標を立てましょう!

目標のコツは「本当に自分が望んでいるかどうか」です。
わたしの感覚ですが、先の自分を想像したとき、いてもたってもいられない気分になったら(胸より腹のあたりがうずうずする感じ)自分にとって魅力的な目標と言えます。

その目標は、手帳の隅っこにでも書いて、時々眺めて記憶にしっかり刻み付けておくと良いです。

目標を上手に使って、さっさと学習を習慣化させちゃいましょうね。

試験を上手に活用する

HSKや中検などの試験。学習の合間合間に受験するのはとても良いと思っています。

学習のメリハリがつけられますし、合格すれば成長を実感することもできます。

ただし、試験だけを目標にすると燃え尽きてしまう恐れがあるので注意が必要(実際英語で経験しました)。

上手に活用して、自分のレベルを把握したり、足りないものを知るきっかけにしていきましょう!

HSKの目標設定に迷ったら、以下記事を参考にしてください。

コツその2:アプリを活用する

苦しくない独学のコツの二つ目。
段階を踏んで着実に身に着けていくと、成長を感じやすくなり学習がはかどります。

本でもいいのですが、おすすめはアプリ。
いくつか無料で試してみて、合うものがあれば課金してみてください。

アプリをおすすめする理由は以下です。

手軽に学習できる

お財布や定期の役割を果たしているスマホ。忘れたら気が気でないくらい、身近なものになりました。
アプリをインストールすれば、いつでもどこでも学習が可能です。

・・と、よく言われますよね。

アプリ学習の手軽さは、50代の独学を後押ししてくれます。

50代にもなると腰がどんどん重たくなっていきます。

腰を据えてじっくり学習することももちろん大事。
でも、忙しい毎日でその時間が作れないときの方が多いのではないでしょうか。

50代はなるべく省エネで「すっと出してぱっと立ち上げてさっと学習スタート!」くらいの手軽さが必要不可欠!

アプリはこれを全て兼ね備えているのです!

隙間時間を利用できる

昼休みや移動中、電車の待ち時間。家にいても「少し時間があるな」と思うときがあると思います。

そんなとき、目的もなくついついスマホを触っていませんか?
スマホを触っていると、時間があっという間に溶けてなくなってしまいます。

1日の終わりに「スマホの時間を勉強に充てれば」と思うことも多いのではないでしょうか。


その時間の何分の1かをアプリで学習する時間に充てれば、そこそこの学習時間を確保できますよ。

段階を踏んで学習できる

参考書を準備して四声からスタートするのは結構骨が折れます。

アプリの場合、段階を踏んで学習できるようプログラムされています。
実際いくつかアプリを試してみましたが、いずれも前の段階をクリアするか、レベルチェックテストに合格をしないと、先のレベルの学習ができないようになっていました。

自分のレベルをわかりやすく把握できるのは、アプリの良さとも言えますね。

継続できるよう工夫されている

毎日学習を続けられるよう、工夫されているのがアプリの良いところです。

ご褒美があったり、ランキングに載るなど、やる気を刺激する仕掛けがあるんですよね。

ランキングはわたしも参加したことがありますが、いい意味で相当やらないとまずい!となり、かなり学習に力が入りましたよ(ランキングが目標になり、気になるようになってしまったので、ときどきカンフル剤的に参加しています)。

AIの発音判定が利用できるものも

発音は独学では難しいと感じます。

自分ではできたつもりでも、実際は全然違うということは多々あるでしょう。
変な癖がつくと矯正も難しいので、特に発音に関してはネイティブにみてもらうのが一番だと思うところです。

とはいうものの、いきなりネイティブに習うのも勇気がいりますよね。

アプリの場合、AIが発音判定してくれるものもあります。

わたしも実際使っていますが、自分の発音の傾向はざっくり掴めると感じています。

とはいえどの程度正しく判定されているかはわかりません。
そのため、いずれオンラインレッスンや対面レッスンで、実際にチェックしてもらう予定です!
無料でお試しができるので、いくつか受けてみることで、レベルチェックもできるかなと考えています。

おすすめの無料アプリ

無料アプリがたくさんありすぎてわからない・・!!実際使ってみて、これはよい!と思うものを3つおすすめしています。3つならお試ししやすいと思いますので、こちらの記事を参考にしてみてください!

コツその3:ノートは雑でOK

同じ漢字とはいえ見慣れぬ形が多い簡字体の練習や、例文を書いて理解しようとする方も多いのではないでしょうか。

もちろんわたしも書くことが多いです。

ただ、ノートは綺麗に整える必要はありません。
綺麗に書いていると「綺麗にしなきゃ」という気持ちがストレスになります。

せっかく身につきはじめた学習習慣、ストレスはなるべく減らして継続できるようにしていきたいものです。

ノートは雑でOK、そのくらいの気軽さで学習を進めていきましょう!

コツその4:やる気をアテにせず習慣化する

学習を始めた頃は、やる気に満ち溢れています。

それに、学ぶものも単純なものが多いため学習もさくさく進みます。

思えば、一番楽しい時期かもしれませんね。

だんだん覚えることが増え文章も複雑になり、歯が立たない状態になってきてからが本当の学習スタート(わたしはだいたい、このあたりで匙を投げることが多かったです・・・)。

そして、ここまでくるとやる気などアテにはなりません。

淡々と学習を進めるためにも、習慣化がとても大切になります。

1日10分を確保し学習習慣をつける

最初のころは学習が楽しくて、何時間学習しても苦にならないのでは。

語学学習は毎日の積み上げが大事だと、数多くの挫折経験から身に染みて感じています。

高い目標を立ててしまうと、あっという間に挫折します。これは何度も経験しました。

それだけではなく、学習しているにも関わらず、目標時間に到達しなかった自分にどんどんダメ出しをしてしまい、気持ちの面でもよろしくない状態になってしまうんですよね。

毎日10分でもいいから確保する、そのくらいハードルを下げていけば、毎日続けることが苦になりません。

わたしも実際、毎日の目標時間を10分と設定しています。
最低10分勉強とすれば、「今日もできた」と自分に対してプラス評価をつけてあげることもできますよ。

そうなると「もう少しやろうかな」という気分になり、結果学習時間が増えるのでおすすめです。

学習アプリには、日々継続できるような仕掛けがあるので、試してみてください。

コツその5:人と比べない

身近に中国語を学習している人がいなくても、今はネットで検索をすれば学習ブログが見つかります。

若い方もそうですが、近い年代の方もすごい人が多く、学習する前から圧倒されてしまいますよね。

1年でHSK6級合格!とか、中国留学経験、駐在経験あり!などなど、世の中の広さを感じてしまいます。

見て励みにするのはとてもよいこと。
でも、見て比べて自分を卑下する材料にしないよう、気を付けてくださいね。

逆に1年でHSK4級をやっと合格したわたしのような人もいます。

やろうと思った気持ちを大切に、比べ過ぎないようにしましょう。

まとめ

50代の独学は、とにかくハードルを下げることが大事だと痛感しています。

自分の腰が思っている以上に重くなり、そして何より、時間の経過があまりにも早すぎて、あっという間に1日が終わっているからです。

隙間時間をみつけたら即キャッチする、継続することを最優先に取り組んでいくことが大切です。

生活の中に学ぶ時間を入れると、1日が充実しますし、そんな自分を少し誇らしく感じます。


時折「何のために」と思うことがあるかもしれません。そんなときは目標を思い出して進んでいきましょう!
それではまた!

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