こんにちは!ゆるチャイです。
50代になり中国語学習をスタートした際、アプリから入ったため参考書類の購入はしていませんでした。
(発音練習もアプリでできましたし、実際アプリのおかげでくじけずに学習を進められました)
ただ、アプリは非常~にいい学習アイテムなのですが、妙にサクサク進んでしまうところもあり、理解度に少々不安を覚えることもありました。
肌感覚で「なんかここちゃんと理解していないかも・・?」と思うところがでたとき、「まあいいか」とそのままにしていくと、どこかで必ず足を引っ張ります!!
これは英語で経験しまして、見事挫折への道を歩みました。
そして学習自体が苦痛になり、せっかくの学習習慣から離れてしまうことに。
50代にとって時間は貴重。そんなもったいないことはできません!
微妙なところは参考書で補完し着実に進めていくことで、将来の挫折を回避していきたいところです!
そのためにも、初心者向けの参考書が手元にあると、学習を定着させるのに役立ちます。
では、どんな参考書を準備しておけばよいのでしょうか?
参考書を選ぶポイントと、実際に使ったおすすめをご紹介します!
初心者の参考書選び3つのポイント
学習のスタート段階はやる気に満ち溢れています。
しかも、巷でよいとされている参考書はたくさんあり、どれを選んでいいかわからなくなります。
せっかくのやる気を参考書選びで萎えさせるのはよくありません!
選ぶポイントを押さえて探せば、迷いが少なくなります。
ではどういったポイントで選んでいけばよいのでしょうか。
わたしの経験(そして50代ならではの視点)から、選ぶポイントは以下3つ。
参考書を選ぶ3つのポイント
- わかりやすい内容で練習問題があること
- 厚すぎないこと
- 字が多すぎずフォントが大きめ
それぞれ、簡単に説明しますね!
ポイント1:わかりやすい内容で練習問題があること
最初からあれこれ細かい説明があるものを選んでも、理解しようとするだけで疲れてしまいます。
初心者は、まずは基本を押さえることが大事です。
そのためには、押さえておくべきポイントがわかりやすく説明されているものを選ぶことがポイント。
わかりやすいの基準は人それぞれと思いますが、項目ごとにシンプルに説明しているものの方が最初の段階ではよいです。
自分が何かを教わることを考えても、いきなり例外事項まで細かく説明されるのと「まずはここだけ覚えて!」とシンプルに説明されるのとでは、どちらが記憶に定着するかは明白ですよね。
各ユニットごとに練習問題、区切りごとに書き込むタイプの練習問題があるものを選ぶと、簡字体の練習になるだけでなく、記憶の定着にも役立ちます。書くタイプはあやふやだと答えられないことも多いので、自分の苦手が見えていきますよ!
間違えた箇所は再度見直しして、時間をおいて解くといいです!
ポイント2:厚すぎないこと
厚い参考書は頼もしいですが見るのがおっくうになりませんか?
学習がある程度進んで疑問点も多くなってくれば、厚みのあるものを選び辞書のように利用する使い方もありだと思います。
ただ、初心者には「そこそこの厚み」がちょうどいいです。
- 手に取りやすい
- 持ち歩いてもさほど荷物にならない
- 広げやすい
とメリットたくさん。
隙間時間を活用するなら「身近な1冊」を常に持ち運びたいもの。
重たすぎず厚すぎない、気軽なものを選ぶようにしましょう!
とはいえ自分にとって魅力的な参考書が重たい&分厚いものだった・・という場合は、裁断して分割するという手もあるようです!(わたしは不器用なので試したことはありませんが・・)
ポイント3:文字が多すぎずフォントが大きめ
50代にもなると、老眼が加速度的に進みませんか?
文字が見えづらいとストレスが溜まりますし、何より「覚える」ことに集中できない気がします。
フォント小さめの参考書を見るときは、老眼鏡(いまはリーディンググラスとも言うんですね・・!)をかけています。そこでつくづく感じるのは、文字が多すぎないこととフォントが大き目なことは、目にも脳にもやさしいことなのかもしれないな、ということです。
というのも、小さい文字で文字のボリュームたっぷりに書かれている場合(たとえ老眼鏡で読めたとしても)、脳の情報処理が追い付かないうえ、やはり目が疲れます。それに加えて、初心者ゆえ書かれている内容の理解自体に時間がかかり気ばかりが焦ってしまうというもの。
見やすくわかりやすいものだと、最後まで見よう!やろう!という気になります。
中国学習が進んで、もっと深く勉強したい!となったときは、文字の大きさなどは気にせず内容で選んでいきましょう。その段階まで行けば、老眼云々<内容を知りたい気持ちとなる(と思う)ため、案外疲れ知らずでいられるかもしれませんね。
学習のモチベアップも兼ねて、老眼鏡(リーディンググラス)を新調してみてもよさそうです!
独学スタートにおすすめの参考書はこの2冊!
独学スタート時、買っておいてよかった!と思った参考書はこの2冊です。
この2冊は、当ブログ内でも紹介しています。2冊の特徴を簡単に挙げると以下。
- 発音からはじまり、文法の説明は45の「文法公式」にまとめて紹介してあり、段階的に基礎固めができる
- 書き込むタイプの練習問題があり、簡字体の練習にもなる
- 語彙力も段階的に増やしていける
- 文法応用編は、躓きやすいところ(補語や離合詞など)がわかりやすく解説されている
わたしはHSK3級の試験前に、2冊やり終えています。
その経験を踏まえて、
- どういうときに役立ったか(使ったか)
- 学習を進めた結果、理解度が深まったか
- その他、おすすめポイント
について簡単に書いていきます!参考にしてください!
どういうときに役立ったか(使ったか)
HSKの過去問を解いたとき、特に並べ替え問題で躓くところがありました。
並べ替え問題は文法の理解度を試されるところ。
アプリでもう一度説明を見たくても、該当する文法がどこのレッスンで学習したか、うまくピンポイントで探せません。
こういうときは、パラパラめくれるアナログの参考書の出番!
目次を見ながらアタリをつけられますし、パラパラめくっていくうちに探しあてることも可能です。
このように、文法をもう一度復習したい、解説を見たいというときに役立ちました!
学習を進めた結果、理解度が深まったか
うっすらわかった「つもり」でアプリ学習を進めていましたが、参考書に取り組んだ結果、アプリでの並べ替え問題やHSKの過去問でも正解率が上がりました。(時間を置いて解いた問題も、正解率が上がっています)
理解度が深まった証拠ととらえていいでしょう!
その他、おすすめポイント
わたしは最初の発音部分はアプリで進めていたので、発音部分はこの参考書を使っていません。
ただ、発音のコツなどが書いてあるのでその部分は参考にしています。
また、文法編には「超かんたん10分エクササイズ」という、書き込み式の練習問題があるのですが、①ピンインを中国語で書く問題、②中国語を日本語に訳す問題、③日本語を中国語に訳す問題 と、徐々に難易度を上げていて、作文の練習ができるようにもなっているんです。
文法応用編には、選択問題や並べ替え問題も加わり、より理解度を試されるつくりになっています。
この問題を繰り返し解くだけでも、中国語力が上がってくる気がしますよね!
初心者であれば、まずは文法編からスタートしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
参考書はたくさんありますが、初心者のうちはとにかく基礎固めがしっかりできるものをおすすめします。
せっかく買った参考書は最後までしっかり進めて、途中で投げっぱなしにしないようにしたいものです。
どうしても合わない!というものは無理して進める必要はありません。50代の時間は有限なので、切り替えて別のものを探して学習を進めましょう。
今回ご紹介した参考書が、あなたの学習に役立つとうれしいです。
それでは!